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オールマウンテン志向!ENDEAVOR・SANDBOX・AIRHOLEが体現するカナダスタイル

DMKsnowboard.com NEWS LETTER 5月1日号

ファッションだけではありません。本気で雪山を遊び尽くすカナディアン・スノーボーダーたちへ

カナディアン・スノーボーダーは、ファッション感覚だけでギアを選ぶわけではありません。
彼らは雪山全体を心から楽しむことを大切にし、道具にも一切妥協しないのです。
そんな“本物志向”を体現するカナダ発のブランドは、長年にわたり日本のスノーボーダーにも愛され続けてきました。

その歴史を振り返ると、「ハイパフォーマンス」「オールマウンテン重視」「高品質」といったカナダならではの哲学が脈々と受け継がれていることがわかります。

カナダ発スノーボードブランドの特徴まとめ

1. 高品質・ハンドメイド志向

PriorやTrapperに代表されるように、カナダブランドはハンドメイド・クラフトマンシップを大切にしてきた。
大量生産よりも、少量生産で品質管理を徹底する文化が強く、「耐久性」や「信頼できる性能」を最優先する。

2. オールマウンテン/フリーライド志向が強い

広大なバックカントリー(ウィスラー、レベルストークなど)に恵まれたカナダ。
その自然環境が、「山全体を遊ぶ」というスタイルを育んだ。
板もパウダーからグルーミングまで1本でカバーできるモデルが多い。(例:YES. Basic、Endeavor Scoutなど)

3. パウダー対応・ディレクショナルシェイプに強み

YES.の「420」やPriorのスプリットボードのように、浮力重視の設計に積極的。
パウダーでの”抜け感”と”走り”を両立させるデザインが得意。

4. パークも意識するが、オールラウンド設計

パークに特化しすぎず、ツリーラン、パウダー、圧雪、地形遊びまで広く対応。
「パークもできる、山全体も楽しめる」というバランスがカナダブランドの真骨頂。

5. スタイリッシュで機能的

AirholeやSandboxに代表される、機能性とスタイルを両立させたデザイン力もカナダならでは。
実用性を追求しながら、常にクールなルックスを忘れない。

6. 環境意識・サステナビリティに敏感

EndeavorやYES.は、バイオ樹脂、リサイクル素材、持続可能なウッドコアなど、エコ志向の製造にも積極的。
未来の雪山環境を守るための取り組みにも力を入れている。

(スタイリッシュなシェイプに豊富なカラーなSANDBOXヘルメットは、通気性が高いなど機能面も高く男女問わず大人気!)

カナダ発ブランド・メーカーまとめ(現存&伝説)

■ 現在も続くカナダブランド

✅ Airhole Facemasks
→ バンクーバー発。”呼吸できるフェイスマスク”の先駆者。バラクラバやネックウォーマーなど幅広く展開。

✅ Sandbox
→ ウィスラー発のヘルメット&ゴーグルブランド。ライダー目線の安全性とスタイルを両立。

✅ Endeavor Snowboards
→ バンクーバー発。高品質ボードを手掛ける。洗練されたデザインと最新テクノロジー、サステナブル素材も注力。

✅ YES. Snowboards
→ 元バートンチームライダーたちが設立。「420」など革新的モデルでパウダーボード界に革命を起こした。

✅ Prior Snowboards
→ ウィスラー拠点。ハンドメイドスノーボード&スプリットボードの名門。

✅ Trapper Snowboards
→ レベルストーク発。完全ハンドメイド。特にバックカントリー志向が強いブランド。

(どのアウトウエア・ブランドにも負けない高品質なフェイスマスク・ブランドのAIRHOLEは、シーズンを通してスノーボーダーの強い味方)

■ かつて存在した伝説的ブランド

✅ Westbeach
→ 1980~90年代、スノーアパレル界の先駆者。Chip Wilson(後のLululemon創設者)が設立。

✅ Option Snowboards
→ 90年代後半~2000年代初頭、乗りやすさと耐久性で絶大な人気。現在は活動停止。

✅ Nomis
→ シモン・チェンバレン設立のストリート系アパレルブランド。2000年代中盤に一世を風靡。

(かつて一世を風靡したNOMISは急速に世界に広がり、スノーボード界を席巻した)

SANDBOX・AIRHOLE・TRANSFORM・ENDEAVORウェアのカラーコーデ提案

現在、カナダブランドの象徴とも言えるENDEAVOR SNOWBOARDSは、ケール・スティーブンスとクリス・ブラウンが立ち上げたAIRHOLE、ケビン・サンサローンが設立したSANDBOXを傘下に収めている。
これらカナディアンブランドは、同じエンデバーブランドグループに属しているため、ブランドは異なってもカラーリンクがしやすいのが特徴だ。

さらに昨年、UKの人気ガレージブランドTRANSFORM GLOVESも傘下に加わったことで、グループの幅が一層広がった。

(元々スタイル面で人気があったTRANSFORMグローブは、エンデバーグループに入ったことで機能面でも躍動!来季ニューモデルが待ちきれない)

この4ブランドは、同系色やトーンで揃えやすく、”全身カナディアンスタイル”のコーディネートが自然にキマる
しかも、どれも機能性抜群で、スタイルも最高。

カナダブランドの魂をまといたいなら、この組み合わせで間違いなし!

(SANDBOX、ENDEAVORはもちろん!さらにAIRHOLE、TRANSFORMのカラーマッチングが可能になっている!)

(アメリカ、カナダのレップに加え、日本やヨーロッパのディストリビューターを招いて行われたセールスミーティングでは、カラーマッチングの確認を行い、いち早く世界に向けたセールスポイントを共有した。)

(真夏のサマーキャンプシーンで流行の兆しを見せていた、ロングスリーブシャツをフェイスマスク代わりにするアイデアを、代表のマックスがいち早くAIRHOLEに取り入れた。)

(従来のスノーヘルメットでは考えられなかったポップなカラーを取り入れたSANDBOXは、大衆向けだけでなく、コアなファンからの支持も高まっている。)

(近年、チャンネルシステムを採用していたENDEAVOR SNOWBOARDSは、日本や欧州などの声を受けて、4×4システムのボードをラインナップに大幅に加えた。その結果、日本はもちろん、世界市場でも高い評価を得ている。)


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先週、ウィスラーでのインストラクターの仕事が今シーズン終了しましたが、このたび、PRO OF THE YEAR に選ばれました!

この名誉ある賞は、シーズンを通して活躍したインストラクターに贈られるもので、私の所属するアルパイン部門のスノーボード・グループレッスンでの活動が評価されました。

もちろん、賞を取るためにインストラクターをしているわけではありませんが、こうして認められたことは本当に嬉しく、感激しています。

オフシーズン中は、しっかりと体調管理と体力作りに励み、来シーズンも世界中のスノーボーダーに楽しいレッスンをお届けできるよう準備していきます!

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